ちゃんいまの、きょうコレにハッとしました!

きょうハッとしたことを記録するブログです

『ピンヒールははかない』佐久間裕美子著:かっこいい!憧れちゃう!素敵な女性たちの生き方の話を聞きに。

かっこいい・・・!

その言葉が素直に似合う本に出会った。

 

自らをトムボーイ(おてんば、男まさりとの意味だそうです。)と分類する

著書佐久間裕美子さんと彼女の友人たちが、
人生で出会う女性の諸問題について、どう考え、どう行動していったのか
どの問題も対等に、彼女ならではの気持ちいい正直な文章で
カフェでおしゃべりしてるみたいに私たちに伝えてくれる、そんな一冊。

 

♪ジャン、ジャ、ジャン、ジャン〜

はい、質問です。(もちろん、あの人を思い浮かべて!)
ある程度の年齢になって、キャリアとプライベートについて悩まない女性なんて
いるんでしょうか?(もちろん、それぞれの立場は違えども。)

かくゆう私こそ、まさに、そのひとり!!
ええ、ちょっとばかし悩んでおりました!!

 

最近Numeroで「変わりゆくフェニズム」の特集を見た。
産むこと・産まないことについての本(犬山紙子さん本は読破済)もよく見かける。
発売時は気にならなかった『LEAN IN』も読んだりしてみた。

(ええ、私も年頃になったということでしょう。)

 

女性の生き方についていろんな考えが知りたくて、
そんな中であったのがコレ!!

 

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そう、『ピンヒールははかない』。

佐久間さんを知ったのは、『ヒップな生活革命』。

金融危機が起きたあとにおもしろいことを始めたい人たちについて取材し、

いま起こっている流れを教えてくれた本。


そして、今回の『ピンヒールをはかない』は

『ヒップな生活革命』と同じような手法で、
でも今度は女性たちの生き方について書いたらどうなるだろか

という疑問を起点に生まれた本。


この本のすごいところは、
全て彼女たちが経験したことのみ(!)で書かれているところ。


どんな話が語られるのかというと…
・「パンプスははかない」をプロフィールに加えた友人のはなし。
・ここしばらく、ニューヨークで「シングル」という看板を背負っているはなし。
・別れ(から立ち直るため)のマニュアルについてのはなし。
・インセキュア(自分に自信がないこと)についてのはなし。
・逃したくない恋を追いかけたヘレナのはなし。
・「ほしいかほしくないか」のタイムリミット(子供を持つこと)についてのはなし。
・大統領選挙について、そしてトランプ大統領が選ばれたことについての

 個人的見解のはなし。
・かつて愛した人との二度目のお別れについてのはなし。

 

などなど。(紹介しきれていないのもあります。)

実際にあった出来事、リアルもリアル。
だから、面白い。だから、勇気をもらえる。

 

今ままで望まなかったことを「決断の時間切れが近っているから」という理由で、

無理やる必要はないのだ。

 

自分で決断すればいい。
「これが幸せへの道」というほど単純なものではないのだ。
問題は「自分の道」を見つけることだ。可能性は無限にある。

だからこそ、デザインするのが大変なのだけど。

 

女性が(もちろん女性だけじゃないけど)生きるのって大変だ。
様々な決断が迫られる、でも佐久間さんと友人の女性たちは、

そのときそのときの最善と思えるものを勇気を持って選んでいる。
皆辛いことも悲しいことを経験しながらもでも、生き生きと笑顔でたくましく生きていて、本当に憧れます。


やりたいことはいっぱいあって、

本当に全部できるの?とかそこまで頑張れるの?とか

自分にツッコミを入れる自分もいる。
でも、読んでるうちに
「なんだか私も彼女たちみたいに生きてみたいな」って思っていて、
本を読む前より確実にこれから年を重ねていくことについて希望みたいな光が

うまれた自分をみつけて、ハッとうれしくなった。

 

あとがきでは、こんなことも。

自分の周りのニューヨークに暮らす女性たちと生きることについて会話する
ー呑んでいるときは普通にやっていることだ。

と正直軽い気持ちで始めたはいいけれど、

それを原稿にまとめるのは予想以上の苦行だった。

友人たちの人生についてあれこれと質問しながら自分の人生を

突き詰めて考える結果になってしまったから。けれど、かけがえのない女友達と、

40代前半ということタイミングで意識的に話しをするというプロジェクトに

教えられたことはあまりに大きかった。

 

結局のところ、この本に出てきたストーリーは、

彼女たちの長い人生のほんのひとコマで、またみんな、途中考えを変えたり、

迷ったりしながら、自分の道を辿っていくのだろう。

 

たぶんひとは生きてるなかで、その時その時のライフステージに応じて、
ときには、「ここは樹海か!コンパスきかねー!!」ってくらいに

どうしたらいいかわからなくなるときもあると思うんです。


迷っていた私が求めていたのは
生きてるとこんなこともあんなこともあるのよって隣で話してくれる
自分より少し先を行く人生のかっこいい先輩の話だったのでした、よ。

 

この本は、女性が抱える様々な生きていくことについての考えや
ある意味処世術まで教えてくれる佐久間さんとその友人の知恵が詰まった本

だとも言える。トムボーイにピンときた方には、是非読んで欲しいなと思ったり。

わたしはいま読めて本当によかったです。

 

最後に。印象に残ったこの一節を。

 


アメリカに来たばかりの頃、よくしてくれた大人たちが

「あなたはそのままでいいのよ」

と言ってくれるのによくびっくりした。

〜中略〜

最初は戸惑った。けれど、そのうち、自分を受け入れてその自分とどう向き合っていくかを学びなさいと言われているのだ、とわかってきた。

 

 

でわ!!!