ちゃんいまの、きょうコレにハッとしました!

きょうハッとしたことを記録するブログです

映画『ラ・ラ・ランド』:人生っていいもわるいもなかったのか。これがいいし、最高です。

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人はみんな、道はたくさんあって、自分で選ぶことができると思っている。

選ぶ瞬間を夢見ている、といったほうが近いのかもしれない。

私も、そうだった。

しかし今、知った。

はっきりと言葉にして知ったのだ。

決して運命論的な意味ではなくて、道はいつも決まっている。

毎日の呼吸が、まなざしが、繰り返す日々が自然と決めてしまうのだ。

 

吉本ばなな『キッチン』

 

 

今日、『ララランド』見ました。

ラスト、涙が止まらなかった。そして、人生のことを考えた。

(※ネタバレあり)

 

 

これは

予告編から連想させる最後まで楽しくハッピーなエンタメミュージカル映画

ではなかったし、期待値が高すぎる宣伝故のある種の物足りなさも

感じなかったと言えばウソにはなるんだけど、

 でも、でも、でも・・・!

これ見て、もしかしたら人生ってそういうことなのかも・・・ってハッとした。

(多分見た人によって感想が違う映画なのであくまで私が感じたことを書きます。)

 

こうだったら、とか、ああだったらとか、いつか○○になるかもしれないとか

いま流行ってる「タラレバ娘」じゃないけど

自分の人生を(ときには他人の人生だって)振り返るとき、

人間って「もしも」を含まずにはいられない。

それは、つらい過去や未来を少しでもやわらげるため、

自分が傷つかないするようにする手段でもある。

 

 

物語は、夢を追いかける売れない女優ミアと

売れないジャズピアニストセブの恋物語

二人とも夢があって、追いかけるけど、上手くいかない。

お互いのことも応援しあうけど、次第に夢も恋もすれ違して・・・。

 

 

結論を言ってしまうと

二人の恋に関していうとハッピーエンドではないんですが、

じゃあ果たして二人があのままうまくいってたら、

お互いの夢が叶えられていたかっていうときっとそうじゃないんだな。

 

私たちは二人の恋物語をずっと見てきたから、

最後に二人がハッピーにならないと、

「悲しい結末だね」「えー別れちゃうのー(悲)」なんて反応をしがちだけど

別の角度から描いた物語だったら

セバスチャンは若い時の短い恋人、

「あの頃は本当に好きだったけどうまくいかなっかったのよね」って

時々思い出すくらいの脇役的存在だったかもしれない。

物語なんてきっとそんなものなんだよねー・・・!!

 

だから、二人が再会して、二人の「もしも」が繰り返されたとき、

こんな風にすべてがうまくいくことなんて人生にはないのかもしれないって

悲しいけれど思ってしまった。

 

 

「もしも」や「もしかして」をわたしたちは想像せずにはいられないんだけど、

しかも、その「もしも」や「もしかして」ってすごく素敵で、頭から離れないんだけど

その「もしも」も「もしかして」も、悲しいけど「存在」してないんだよね。

二人がうまくいくのが正解だったなんてことはきっとないし、

そもそも、いいもわるいもないのが人生ってことか。

 

受け入れることができないことほど「もしもこうしてたら違ってたかな」

とか考えがちだけど、それすら人生に対して失礼なことなのかな。

 

実はちょっと前に悲しいことがあったんですが、

もしかしたら、わたし、現実を受け入れる勇気がなくって

「もしも」「もしかして」をずっと考えてたんだと気付いて、

・・・マジでハッとしたよ!!

いままでも自分の人生をしっかり受け止められていなかったかもしれないな。

 

 

これからどうなるかわからないわたしの人生、

でも、いいも、わるいも、そんなのそもそもなかったんだな。

そんなことを考えながらたまたま読んでいた本のなかに

冒頭の文章をみつけたのです。

 

人はみんな、道はたくさんあって、自分で選ぶことができると思っている。

(中略)

でも

決して運命論的な意味ではなくて、道はいつも決まっている。

毎日の呼吸が、まなざしが、繰り返す日々が自然と決めてしまうのだ。 

 

うん。どうなるかはわからないけど、

 そう、私の人生は、きっともう決まってるんだ。

そもそも生まれるときだって選べないもんな。気づいたら自分。

 

 

にしても、なんかこんなこと思う映画だと思わなかった。

エマストーンがめちゃめちゃチャーミング!!

ライアンもかっこよかった。音楽もすてき〜♪

 

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