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ちゃんいまの、きょうコレにハッとしました!

きょうハッとしたことを記録するブログです

映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』:気付いたら、わたし、こんなところまで来てしまっていました。

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映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』公式サイト

 

 

ひょ、ひょ、ひょー!!!

すっごく、すっごく、よかった。よかったです。

 

最初から引き込まれる。

そして、気づいたら、遠いところまで来ていたという、

物語だからこそ味わえる感覚。

 

がっちり(実際は相当緻密に計算されているんのですが)とした

ストーリー仕立ての映画ではなくって

あることにあることが重なって、重なって、

気付いたら全然思いもしないところにいたという作り方に

ものすごく惹かれました。

 

だって、私たちの人生も毎日と毎日と毎日が積み重なって、

気付いたらこんなところに来ていたんだなってやっとわかるものだから。

 

お話は、

2016年、東京の片隅で、それなりに、普通に生きてきた私。

しかし、その”普通”であることは、こんなにも残酷に

そしてあっさりと崩壊してしまった・・・・。

そんな七海という女性の物語。

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わたしは、すきな音楽をイントロで決めてしまうところがあって、

だから映画も最初の引き込まれ方が大切だと思っているところがあるのですが

この映画は、もちろん、最初から引き込まれてしまった。

 

情報(音楽と、街の喧騒と、携帯のメールと)がどんどん入って来て、

彼女がいま置かれている状況がどんどんわかってくる。

物語がはじまる、あの、ドキドキする感じ。

 

彼女の居場所はどんどん変わるし、それを見守る人も現れるし、

それを認識させる人物も現れるし、(そのやり方が映像ならではというか、

場所で、目に見える部屋が変わったなどの違いで認識させるんです。

わかりやすいのに全然説明くさくない移動の仕方。 )

 

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居場所が変わることで登場する人物も変わるし、ストーリーも変わってくる。

でも、ひとつも無理なことはなくて、ひとつの事柄が積み重なった結果。

 

物語の現実とファンタジーの混ざり具合も音楽も絶妙で、

しかも、このなさそうなのにあるを担保しているのが、

きっと衣装と美術と音楽チカラ。

役者の方もみなさん素晴らしいし、きっと、本人をみて、

その人に合うと思えるものを選んでいるんだろうなというかんじがしました。

 

 

最近、容量(テンポや情報量、時間など)について考えます。

容量が多いと、ギュウギュウの映画になるだろうし、

容量が少ないと、スカスカの映画になるだろうし、

時間という制約があるメディアだからこそ、

ここを決めるのが一番難しいんじゃないかなって思います。

世界観(トーン)を決めるということなのかもしれないです。

 

最後は彼女がちゃんと成長することろでおわりました。

よかった、よかった。

ありえないのに、なんだか私だってもしかしたらそんな風になってしまうかも

しれないって思っちゃうところが不思議ですごい。

 

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よかったら、予告編を、どうぞ。

www.youtube.com

 

 

今年の目標は、何回も観ること。

これ、何回も観れるかな。

  

 

今年もすてきな一年になりますように。