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ちゃんいまの、きょうコレにハッとしました!

きょうハッとしたことを記録するブログです

「コンビニ人間」村田沙耶香(著):コンビニには現代のすべてが詰まってる!?

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読んでるあいだなぜか、

 ♪コンビニ人間げん、コンビニ人間げん(野太い男性で)♪

という音楽が流れ出し、

「人間って、やっぱ、おもしろ!」とリューク(byデスノート

が頭上で叫びだしました。

 

なぜ・・・!?

 

そして私の感想は、

人間っておもしれー、んでもって、人間ってこえー、

でもそれは、世の中のみえないルールがそうさせているのかも。

だって、そのみえないルールとやらは、縄文時代から存在してるんだから。

ってこと。

 

主人公は、18年間コンビニで、アルバイトとして「店員」

であり続ける古倉恵子(36歳・独身)。

バイト先に婚活目的で、白羽という男性がやってきたことで彼女の周りが

変わり始める…というお話。

 物語のなかで恵子は「普通」という名のみえないルールと闘ってました。

それは世の中で一般的に、一番よいとされていることで、

つまりは、恋人がいたり、結婚してたり、子供がいたりということです。

次が、就職してるとか、職業についてるとか・・・とかとか。

 

えーっと、「普通」ってなんなんでしょうか?

でも、その「普通」ができないから、世の中こんなに悩んでるひとがいるわけで。

でも、「普通」ができてないからってそんなにおかしいんでしょうか?

みんなきっと、一生懸命生きてるし、真面目に生きてるし、毎日。

少なくとも恵子はコンビニの「店員」としてすっげー真面目だったよ。

 

でも、

通常わたしたちには、自分の背景までを、他人に伝える時間は与えられていない。

他人は事実だけ(アルバイトであることや結婚していないという事実)で判断するしかない。

 

んー困った。

 

でも、その「普通」は、白羽さんの言葉を借りるなら、

縄文時代から続いてることだから、

だから、わたしたちは、結局、このルールを覆すことはできないのかな?

 

雨宮さんの本も思い出したりして。

 

でも、でも、やっぱり苦しくて悲しいのは、こんなふうに書いている私だって

結局「普通」を望んでいるんだってことです。

だって、その方がみんな(そして私だって)幸せでしょ?

 

結局は、逃れられないのか・・・

 

だって、縄文時代から(ってか、人類が誕生したときから)続いてるんだもんな。

 

でも、でも、そんな「普通」に、振り回されたくないなって思う自分もいたりします。

そんな、読後。

 

描写はとても、映像的。

ひとつひとつのコトバから、ポーン!!とイメージが浮かび上がる。

かと思うと、突然、劇的な光に包まれ、あたりはスローモーションで多幸感に包まれたり。

 

人間に関する描写もハッとさせられるものばかりで、人間観察にもなる本。

 

 

そういえば、かなり昔(10年くらい前?)、わたしは、

「コンビニ」には現代のすべてが詰まってる

って本気で思ってました。

物質的なモノはもちろん、孤独や寂しさやなんか都会が抱えるものが

凝縮されている場所だと思ってたんです。

 

それは、やっぱり変わってないのかな。

でも、あの頃より、コンビニはなんだか人間的になっている気がします。

それは、なんででしょうか??( ちょっと考えてみよう。)

 

「普通」に疑問を持つ方は、いろいろ考えちゃう本かもしれません!

わたしは、すっごくおもしろかったです!

 

♪コンビニ人間げん、コンビニ人間げん♪

(コレ、頭から離れない~笑)