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ちゃんいまの、きょうコレにハッとしました!

きょうハッとしたことを記録するブログです

映画『SAINT LAURENT/サンローラン』って彼が生きた10年間をそのまま覗き見してる、とっても美しい映画。

movie

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物語には、2種類ある。

一本の追っていくべき太い”お話”がある物語。

点と点と追い続けて、すべての点が提示されたときにかなにかが見えて来る物語。

 

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この映画はあきらかに後者で、

すべてはこの画像↑に集約されていると私は感じました!!!!

お話は、

サンローランのイブ・サンローランの人生で最も輝き、

最も墜落した10年間の物語。

 

監督も

サンローランの創出したファッションよりも

彼の世界観や彼の生きた時代のほうにより共感を覚えました。

http://www.fashion-press.net/news/11998

とおっしゃってるように映画ではその年にどんな風に生きたか、

その風景が切り取られていく。

会話(セリフ)で進む映画じゃないんです!

踊るシーンとか、ショーとか、すごい長いし、でもその切り取り方がめっちゃすごくて

切り取るとは、撮りたい時代の風景を作らなくてはならないから

ある意味、これは、きっとドキュメンタリー!

 

点(切り取り)だけの提示ってともすると、

場合によっては退屈に感じる方もいると思うんですが、

何故私は退屈に感じなかったかって、

一つひとつのシーンが次に続くような終わり方をしていること(次号に続く的な!)と

一つひとつのシーンスタイリッシュでとっても美しかったから。

 

そして、なにより!

その点と点の情報(シーン)を支える「イヴ・サンローラン人生で最も輝き、

最も墜落した10年間の物語」という道すじがあったから。

ストーリーの起承転結は明確に示されていなくとも、観客は彼の美しくも儚い10年間はなんだったのかを追うという大きなストーリーの中にいたのだと思います。

 

点と点で紡ぐ物語には、

その表現のテーマとなる問いかけ(哲学)が必要なのかもしれない。

それが点たちを支え続け、表現(物語)を進める推進力になる。

(例えば、アートだったら、テーマとかそういうことになるのかもしれないですね。)

 

映像のトーンがとっても素敵と思っていたら、なんとすべてフィルム撮影…!!!

是枝監督もこの前紹介した本で言ってたけどフィルムは

デジタル違い、上映で微妙なズレが生まれるとのこと。

そのせいか、映像、なんだか、とっても趣がありました。

 

時々入る分割画面とかもすげーおしゃれだし(そういう引っかかりって見ているひとの

テンションを保つ上でもすごく大事だとわたしは思う)

なんかもう世界観が THE・イヴ・サンローランだった。

それは、あの年号がはいった絵に集約されてるし、つまりは世界観の作り方が非常にうまい映画ってことですよね。

私は年号で、完全に持ってかれましたが・・・!!!

あとクラブでの長回しシーン、あんなシーンMajiで恋するくらい最高ッス!!!

 

とにかく、映像と世界観がすばらしかった。

 

以上!!

…読んでくれてありがとうございました!!

山口百恵ばりに、マイクを、いま置かせていただきますね。)

 

おわり。

気になった方は予告編もどうぞ。

www.youtube.com