読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ちゃんいまの、きょうコレにハッとしました!

きょうハッとしたことを記録するブログです

是枝監督の「映画を撮りながら考えたこと」 は何度も読み返して考えたくなる”考えたこと”が満載な本だった!

book

 

f:id:cyan_imai:20160727022819j:plain

https://www.amazon.co.jp/映画を撮りながら考えたこと-是枝裕和/dp/4903908763

 

本のいいところは、普段は会えないひとの会えること。

本のいいところは、自分では思いもつかない考えや発想と出会えること。

本のいいところは、その新しい考えによって自分がちょっと新しくなれること。

 

この本は、私にとっては、新しい発見がいっぱいあって、

思わず付箋、貼りまくってしまった。(笑)

以下、私の読んだ上での解釈が入った上での文章です。

 

一番心にひっかかったのは、

「再現」ではなく、「生成」にどうたちあうか。

つまりは、作品をいきいきとした立体的なもの(自由に映るもの)として

立ち上がらせるにはどうしたらいいかということ。

立ち上がることができたものはきっと見るたびに何度でも立ち上がれる強さを

もっているんだと思います。

 

その為には、自分の想定内の範囲で閉じてはいけないし、

その場でうまれたものも大切にすること。

 

また表現は意識せずとも時代を反映してしまうものだということ。

(その時代に世界に触れ普通に生活をしていれば、意識せずとも反映してしまうものと捉えます。)

逆に全く反映していないものはどこか異質な空気をまとってしまうのはないか。

方向はどうであれ、それが表現となったとき、センスとなって現れる。

 

 

他には

・「カメラアングルや構図というのは、対象をどう見つめるかということなんだ」

 という当たり前のことに気付かされました。

・むしろドキュメンタリーとは「たくさんの解釈のなかのひとつの解釈を提示する」に

 すぎないのではないでしょうか。

・記録はだれかの記録でなければ価値がない。

というコトバも気になりました。

 

結局、表現って、

そのひとの世界の見え方のひとつを提示すること。

 

テレビでドキュメンタリー番組をつくり続け、映画の世界でも活躍する是枝さん

が考えて来たテレビと映画と表現についてのあれこれ。

私にはすっごく為になりました!なんども読み返したい本。

 

読んで気付かされたのは

やはり表現にはその表現に対する方法論(哲学ともいえる)が必要なんですね。

それが、作品の個性にもなるし、強さになる。むしろ、ないと闘えない。

 

 

やっぱり、すごいな。是枝さん!

読んで、よかった!